ドレスコードに合わせたフォーマルスーツの着こなし方

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boutonniere in tuxedoおしゃれにこだわりを持っている人であればあるほど、いつでも好きなデザインの服を着たいと思うものでしょう。ですが、時にはTPOを意識しなければいけないシーンも出てきます。そこで気をつけなくてはいけないのがドレスコード。ドレスコードとは冠婚葬祭やパーティー、公式行事などそれぞれの場にふさわしい服装の基準やマナーを定めたもので、会場の雰囲気を損なわないようにという配慮から作られました。フォーマルスーツ1つとってもドレスコード次第で着用すべきものが変わってくるので、マッチしたものを準備するようにしましょう。

慶弔を問わず、もっとも格が高いのが正装(フォーマル)です。昼間はモーニング、夜はタキシードを着るのが一般的。モーニングはフロックコートの前裾を乗馬用に切りおとし、後ろを長くななめにカットしたモーニングカットが特徴的なフォーマルスーツです。上着は黒、パンツはグレーやアイボリーのストライプのスラックス、そしてベルトではなくサスペンダーを使うのがモーニングの基本スタイルとなっています。モーニング一式をそろえるのはなかなか大変ですが、レンタルならとても便利。特にこちらのモーニングレンタルはフルセットを1万円以下で借りることができるので、ぜひチェックしてみてください。

そして招待状に「ブラックタイ」と書かれている場合は必ずタキシードを着ることになります。白と黒でまとめるのが定番ですが、カジュアルなパーティーでは色柄が自由なことも多く、幅広いコーディネートが可能です。招待状に「ホワイトタイ」と書かれているときには、必ず燕尾服を着用しましょう。前開けで着用し、ベストや蝶ネクタイは白で統一するのが基本です。

正装の次に格が高いのが準正装(セミフォーマル)。結婚式や披露宴に呼ばれたときや招待状に「平服で」と書かれていない場合、準正装を選べば基本的に間違いありません。準正装の代表ともいえるのがブラックスーツ。昼夜を問わず、ほとんどの慶事・弔事列席者が着用するフォーマルスーツとなっています。着用シーンに合わせてシャツやネクタイを変えるだけであらゆるコーディネートが可能になります。1着持っているとどんなときにでも使えて便利でしょう。

フォーマルスーツを着用する機会は自然と増えていくもの。ドレスコードや服装のマナーをきちんと身につけておくことで、どんなシーンでもスマートにふるまえることでしょう。

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