最近では、スーツでないという企業も増えましたけど、やはりいまだに日本企業はスーツで仕事をする会社がほとんどのはずです。少なくとも営業職であれば、スーツであることが求められることでしょう。だいぶ若い人を中心にカジュアルなジャケット＆パンツやノータイなどのスタイルは浸透してきましたが、ちょっと待ってください、自分の「いい」が相手の「いい」とは限りません。取引先企業のお客様がネクタイをしてきっちりしているのに、自分はノータイであったり、相手の会社ではヒゲが近視なのに、自分だけはヒゲを生やしている。そんな方って最近多いなあと思います。

一つ言えるのが、そういう人らのおしゃれの方向性が間違っているということです。私服を基準に考えるから、「かっこいい＝カジュアル」になってしまうのです。すなわち「スーツ＝ダサい」という前提があるわけです。それはダサいスーツしか見てないからだと言いたい。スーツはかっこいいものです。アパレル関係の人であれば、スーツをキチンと着こなせていれば、すぐに分かり話しかけてくるはず。かくいう私もよく話かけられます。「そのスーツ、オーダーですか？」と。そう、いいスーツの基準はいくつかあります。もちろん柄や色、素材など生地に関係するものは大きな要素です。いや、実はそこではないのです。スーツの肝は実はサイズにあります。色や柄や素材などはその上にあるのです。

既製品のスーツが誰にでも会うということはありません。まあ、大体合いはしますが、ピッタリではないですよね。スーツは見た目がシンプルな分、1㎝、いや5㎜単位のサイジングで見栄えが大きく変わります。だからこそ図ってもらってオーダーでスーツを作るべきなのです。オーダーと言ってもフルオーダーでなく、セミオーダーであれば価格もそこまで高くありません。上下合わせて4万円以下で作れるところもありますよ。この値段ならカジュアルブランドの既製品買うよりも安いのでお勧めです。ブランドを着るのではなく、スーツを着ることが重要だということを覚えておきましょう。

スーツをかっこよく着こなせば同僚の女性社員の見る目も変わるはずです。職場ですぐ噂になるはずですよ。私の場合は…ご想像にお任せします。スーツの仕事なら、せっかくなので素敵なスーツライフを楽しみましょう！